- 会見情報
ドラマは、ある地方都市で大量発生したゾンビに、みずほと君島柚木(土村)、近藤美佐江(瀧内)のアラサー女子3人組が立ち向かう社会派ブラックコメディー。ゾンビとの戦いの中で、彼女たちの隠されていた欲望がいびつな形で吹き出し、現代社会の諸問題をあぶり出していく。
- 会見コメント
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「“生”に執着がない役。日々、自問自答しながら撮影しています」と石橋
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石橋菜津美/小池みずほ
楽しみでもあり、自分と向き合うようで怖いなとも思いました
みずほという役は“生”に執着がない役で、私も何のために生きているか明言できないタイプの人間なので、楽しみでもあり、自分と向き合うようで怖いなとも思いました。日々、自問自答しながら撮影しています。現場では、周りのゾンビに笑わないよう堪えることに集中している日もあります(笑)。
ゾンビ役の皆さんのメークはリアルなので、慣れるまではすごく怖かったのですが、日常にゾンビが根付いてしまって、普通の人までゾンビに見える状態です。ゾンビを演じている大東さんと渡辺さんを見ていると楽しそうなのですが、声を発さないお芝居で面白くするのは難しいんだろうなとも思います。こちらは笑わないように我慢しているんですけどね(笑)。
ゾンビに囲まれたコンビニで不倫を問い詰めるシーンでは、「美佐江はこうなんだよね?」と伝えていただけなのに、ぶつかり合っているように見えたかもしれません。私自身はゾンビが視界に入っていないのでそんなに意識することはなかったのですが、他の3人にとっては後ろにゾンビがいる中での緊迫したシーンなので、比べ物にならないくらい集中していたと思います。
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「ゾンビの世界観にハマる人が続出することを期待しています」と土村
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土村芳/君島柚木
大東さんと渡辺さんがタッグを組むと、ものすごい破壊力があります
明るく元気いっぱいの役はほぼ初めてです(笑)。現場では、毎回こんなに楽しくていいのかと思うくらいなので、その楽しさも画面から感じ取ってもらえたらうれしいです。ゾンビの世界観にハマる人が続出することを期待しています。
ゾンビ役の大東さんと渡辺さんがタッグを組むと、ものすごい破壊力があっていつも笑ってしまいます。2人が何か新しいことをしようと作戦会議している姿を見てニヤニヤしています。
柚木は基本的に空気が読めないですし、みずきと美佐江の緊迫した状況の中でも、美佐江に寄り添っているようで、言っていることはデリカシーのない言葉ばかりです。美佐江への理解を示したいがために余計に追いつめるという空気の読めなさが、演じていて心が痛かったです。
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「ゾンビも現代人なんだなとさりげなく感じました」と瀧内
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瀧内公美/近藤美佐江
“お気に入りのゾンビ”を選んでもらえる作品でもあると思います
宣伝動画では「ニッポン×ゾンビ」「不倫×ゾンビ」「仁義×ゾンビ」となっているので、どんなドラマなのかと思いますよね(笑)。私自身もどんな作品なのかと思いながら現場に入りましたが、とにかく脚本が面白いので、皆さんにどのように届くのか楽しみです。
ゾンビ役の方たちは身体能力の高い方が多くて、ダンスをやっている方もいてすごく個性的です。“お気に入りのゾンビ”を選んでもらえる作品でもあると思います。あと、ゾンビメークをするとテンションが上がって何でもできるとも耳にしたので、演じていて楽しいんだろうなと思っています。
コンビニで不倫を問い詰められるシーンでは、私はゾンビが見える方にいたのですが、シーンに集中するようにしていました。でもセリフだけを見ると、美佐江はひどいことを言っているんですよね。やり過ぎると嫌われるとも言われたのですが、どう言ったって嫌われるだろうと(笑)。その調整に戸惑っていたので必死でした。
(私たちの様子を)後ろのゾンビがスマホでずっと撮っていたのは日常でもあり得るなと思って。ゾンビも現代人なんだなとさりげなく感じました。
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「ゾンビにだって葛藤はあるんです。意外と考えながら演じました」と大東
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大東駿介/小池智明
自分が自分でなくなってしまうことに向き合わされました
NHK初のゾンビドラマということですが、ジャンルで言えばホラーなのにすごく笑えます。でも、最終話まで台本を読んだ時に、別の意味で恐怖を感じました。脚本のセリフ回しがなまめかしいというかアドリブのように繊細な人間の言葉ばかりで、その分演じている側は、この世界観で本当に生きているようです。自我が失われるというか、自分が自分でなくなってしまうことに向き合わされた、新しい感覚のゾンビものです。
脚本に「ゾンビには生きていた時の個性が残る」と書いてあったので、そういうディテールみたいなものを大切にしました。日常生活にゾンビがいたらと考えるアプローチがたまらなく楽しかったですね。
現場ではふざけていると言われるのですが、僕たちがどれだけ頑張っていることか! ちょっとオーバーアクション気味にやったり、意外と考えてやっているんです。ゾンビにだって葛藤はあるんです(笑)。脚本を読んでいると、その場に僕らゾンビもいるはずなのに、忘れられたのかのように何も書かれていなくて(笑)。でもその場にいるから、描かれていない部分でもゾンビの心情を演じています。
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「『ゾンビ役は楽しそう』って言われるけど、むちゃくちゃ大変です」と渡辺
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渡辺大知/神田くん
最終話の台本を読んだ時、切なくて切なくて泣いてしまいました
毎回笑えてグッときて、ただのゾンビものに収まらない、人情あふれるお話になっています。最終話の台本を読んだ時には、切なくて切なくて泣いてしまったくらいです。ただ僕は序盤でゾンビになってしまうので、第2話以降セリフがないのですが、最終話までしぶとく、みんなと一緒に生活をしていきます(笑)。
「ゾンビ役は楽しそう」ってみんな言いますけど、むちゃくちゃ大変なんですよ。コンタクトを入れたり、ものすごく時間をかけてメークしています。今回の作品では、まずゾンビと共同生活を始めるんですが、ちょっとリアルに感じられる絶妙なところを突いています。自分の中では普通の人間の役を演じるのと同じで、1シーンごとに表現には理由を持って演じています。でもゾンビは動きたい方向ではない方に動いてしまうとか、心と体がかみ合っていないのが面白いかなと思います。
ゾンビになってからも潜在的に残っている、薄れてしまっている神田の心がちょっとでも感じてもらえたらと思って演じました。今回意識したのは、これまでのゾンビ作品をいかに捨てられるか。ゾンビというもの自体を知らなかったかのように、“ゾンビっぽい”というのは排除して演じました。
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記者会見情報
NHK総合
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連続テレビ小説「まんぷく」
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大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」
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トクサツガガガ
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ゾンビが来たから人生見つめ直した件
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みかづき
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イノセンス 冤罪弁護士
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