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木村文乃が詐欺組織摘発に心血を注ぐ刑事役で主演を務める社会派ヒューマンドラマ

サギデカ

NHK総合 毎週土曜21:00~21:50

780人が見たい!
会見情報

NHK総合の連続ドラマ「サギデカ」の試写会が行われ、主演の木村文乃、共演の高杉真宙が出席した。ドラマは特殊詐欺の実態取材に基づいて作られたもので、主人公の警視庁捜査二課の刑事・今宮夏蓮を演じた木村は「綿密な下調べ、そして協力してくださった記者や警察の方々のお話があってのドラマです。大げさな話ではなく、隣にある話だと思って見ていただければ」と見どころをアピールした。
ドラマは、詐欺グループの上層部摘発までたどり着けないジレンマと愚直に向き合う今宮が、詐欺犯の実態に肉薄。犯人の若者、被害者の老人、そして刑事と、それぞれに悩みを抱えながらも懸命に生きる人々の姿を、今宮のまなざしを通して描く。脚本は同局のドラマ「透明なゆりかご」を手掛けた安達奈緒子が担当する。
会見コメント
  • 「信念を貫き通すのはとても大切で忘れてはいけないこと」と木村

    「信念を貫き通すのはとても大切で忘れてはいけないこと」と木村

  • 木村文乃/今宮夏蓮

    皆さんにも一緒になって考えていただきたいなと思います

    刑事ものというと、善か悪か、白か黒かというイメージがあるかと思いますが、今回は、何を信じて貫き通すかというお話だと私は思っています。自分の物差しで何が正しいのか主張するのはすごく難しい。でも、信念を貫き通すのはとても大切で忘れてはいけないことだと、この作品を通して学ばせていただきました。
    今回のドラマは、綿密な下調べ、そして協力してくださった記者の方々、警察関係の方々のお話があって完成しています。見どころの一つが、取調室での“詐欺でだます側”と、それを取り締まる“正義の側”のやりとりです。脚本の安達さんからの「(高杉が演じる)加地くんを愛してください」という言葉や協力してくださった皆さんの言葉がなければ、ただ警察官として向き合っていたかもしれません。
    “愛す”ことが前提にあると、この人はなぜやってしまったのかという疑問が自分の中で生まれる。それは正義を貫き通す中で、とても邪魔になるもので、なかなか攻め切れないようなことを言うんですよ。全5話を通して、今宮も悩んでいくところですし、全体の物語のテーマにもなっているので、皆さんにも一緒になって考えていただきたいなと思います。

  • 「どれだけ注意していても、僕もだまされるかも」と高杉

    「どれだけ注意していても、僕もだまされるかも」と高杉

  • 高杉真宙/加地颯人

    加地くんを愛しながら、必死にもがきながら演じました

    この作品は被害者、警察、詐欺師側と3方向からの目線で見ています。詐欺師側も貫き通さなければならない意志、手を染めなければならない事情がある。警察チームは絶対に捕まえるという意志があって、被害者側は怒りがある。台本を読んでいて感じたことですが、映像になってさらにストレートに伝わってきました。
    脚本の安達さんに「加地くんを愛してください」と言われてこの役を演じましたが、詐欺という行為は大前提として許されることではありません。それはもちろんなのですが、そうせざるを得なかった状況も事実であり、それが実際にあることを皆さんに知っていただけるように、僕は加地くんを愛しながら、必死にもがきながら演じました。
    最終話までどんな展開になるのか、自分も台本を読んでいて、びっくりすることが多かったです。演じてみて分かったのは、詐欺は本当に巧妙な手口で作り込まれていることです。だますプロがいて、だますために必死になって練習している。そしてそれは、彼らが生きるためでもある。どれだけ注意していても、僕もだまされるかもと考えながら演じていました。