番組詳細

情熱大陸
朝ドラから極悪ヤンキーまで…
変幻自在に役を生きる28歳の葛藤
番組内容1
朝ドラヒロインの爽やかな恋人、ケンカとなれば手段を選ばないヤンキー、彼氏を振り回す同性愛者、既婚の上司に全裸で愛を叫ぶイケメン社員…強烈な個性を演じきる力には定評がある。
磯村勇斗は今、次世代を期待される俳優として存在感を放つ28歳。いわゆる" 若手イケメン俳優" らしからぬ、地道で泥臭い人生を選んできた。
俳優を志したのは中学生の時、上京は親の猛反対を受けて断念し、高校2年で地元劇団の門を叩いた。
番組内容2
大半が高齢者だった団員の中で、磯村は芝居の基礎、そして演じる喜びを学ぶ。大学進学を機に上京し、アルバイトをしながら小劇場の舞台に出演する毎日を送っていた。
台本を一切現場に持ち込まないのも、役に合わせて髪形を徹底的に作り込むのも「俳優なら当たり前」と一蹴する磯村のストイックさは、そんな日々の賜物だろう。
2015年に「仮面ライダーゴースト」で念願のレギュラー出演をつかんでから6年、磯村には次々と作品の
番組内容3
オファーが舞い込んでいた。取材を始めて間もない今年1月には、ドラマと映画で4本の作品を並行して撮影。連日違う役として現場に立ち続ける日々で、磯村の中に感じたことのない葛藤が芽生え始めていた。
「自分は何のために俳優をやっているのか…」
作品が重なり全ての役に100%で向き合えない苛立ち、噛みしめる間も無く自分の中を次々と作品が通り過ぎていく不安。
番組内容4
「このままでは俳優として腐ってしまう」「自分は俳優に向いていない」
剥き出しの感情をカメラに語る姿は、完璧を求める性格が故に理想と現実のギャップに苦しんでいた。
今月、磯村は故郷の静岡・沼津にいた。訪れたのは俳優を夢見るきっかけとなった自主製作映画のロケ地、そして劇団で初めて立った思い出の舞台。数年ぶりに手にした当時の台本には、狂気すら感じる彼の情熱が刻まれていた。
番組内容5
進むべき道筋を見失いかけていた俳優は、悩みもがいた末に新たにした覚悟とは-。
出演者
磯村勇斗(俳優)
その他
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